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XP, ICONIX, ウォーターフォール系 : 要件定義 詳細化

ウォーターフォール系の要件定義の詳細化は、簡単には書けないです。ドキュメント形式だけでも20種類あったりするので。 まあノリは違いますが、やることの目的や本質はアジャイル系といっしょだとは思いますが。

画面の詳細

画面のスケッチが要件定義の詳細の重要な手がかりですね。

XPだと、ユーザも同じ部屋にいるので、ホワイトボードにスケッチして、HTMLでプロトタイプを作っちゃって、細かいところは話ながら決めたり、直したりしていく、という感じでしょうか? (ひとりで作っているときも、ぶつぶつ言いながら、こんな感じかな)

ICONIXは、手書きで紙や線画(のファイル)として参照可能にしておく、という感じですかね。 まあ、XPとはそんなに違いはない。

ウォーターフォール系だと、画面定義の書式、記述ルール、作成の作業手順など一通り決まっている。

どのやり方でも、画面な詳細な模型は、要件定義の必須情報ですね。

機能の詳細

処理手順は、言葉で書いたり、画面の遷移で説明したりする。入力データの妥当性検証などは、基本は言葉で書く。

XP だと、妥当性検証は、受け入れテストケースとして書く。

ICONIX だと、ユースケース記述の「代替コース(雨の日のシナリオ)」として書く。代替コースは、そのままテストケースなので、これも XP と似た感じですね。

ウォーターフォール系だと、ビジネスルール一覧とか機能仕様書とかでまとめていく。テスト仕様書の情報元という点では、XP や ICONIX と本質的にはいっしょですね。

データ項目の詳細

XP や ICONIX だと、クラス図を詳細化していく作業。 XP は、レビューは動くソフトウェア、ICONIX は、クラス図をレビューする。 XP も ICONIX も、クラス名や属性名は、問題領域の「用語」が中心なので、ユーザも理解できるし、レビューできる。

一つ一つやっていく

XP や ICONIXプロセスは、ユーザストーリやユースケースを一つ選んで、要件定義を詳細化し、実装までやってしまいます。 で、これを繰り返す。

ウォーターフォール系は、全範囲を同じレベルで詳細化を進めようとする。でも、一つ一つの機能単位で要件の詳細確認という点では、XP や ICONIX と基本はいっしょだと思います。
作るドキュメントの量は違うかもしれないけど。

要件定義書

XP や、ICONIX プロセスでは、形式の定まった要件定義書は書かないですね。
XP は、ソースコード(含むテストコード)以外は特にない。

ICONIXプロセスは、要件定義の結果は、ドメインモデル(クラス図)、ユースケースパッケージ図、ユースケース記述をしっかりと作る。 また、変更があれば更新する。必要に応じて、メモ書き、画面の模型などを要件定義の資料として作成する。
関係者で要求レビューをやって、共通理解にすることを必須の手順としている。
(書く内容や書き方は、とっても実践的)

ウォータフォール系のやり方だと、要件定義書は、書式、記述項目、レビューと承認手順がかっちり決まっている。(かなり形式的)

まあ、私の感覚だと、ウォータフォール系のやり方で定義している要件定義作業とアウトプトの本質部分だけを集中的にやるのが、ICONIX プロセスだと思います。
XP だとホワイトボードなどは使うけど、ドキュメントにはしないで、プログラミング言語で要件定義を記述していく感じですかね。

要件として確認すべきことは同じなので、やっていることは、どの方法論でも本質はいっしょだと思いますが、実際にやる作業はずいぶんと違いますね。

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