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実践 Domain-Driven Design : モデリングの常識?

7章の 次の1ページを読む。DDDの「パターン」の利用例は、まだでてこないで、サンプルのモデルの説明の続き。

多対多関係1対多関係 に狭める

「顧客」は複数の「貨物」と関連する。
ひとつの「貨物」は、<送り手><受け手><支払者>など複数の「顧客」と関係する。

この多対多の関係は、UML の Role の仕組みで 1対多でモデリングできる。 Role は、単に String で実装できる。振る舞いを発見したら、オブジェクトで実装する。

うーん。さらっと書いた「 Role 」の具体例だけど、これだけでも理解がたいへん。

「運送イベント」と「運送履歴」

業務システムでよくでてくる「イベント − 履歴」モデル。現在の状態は「履歴」オブジェクトに問い合わせる。
ここらへんは、常識として知っているべきなんでしょうね。

「輸送」と「場所」

2つの関連 <from> と <to> で、どこから、どこへの移動かを表すモデル。 これも常識レベルなんでしょうね。


このモデルをどうやって実装まで持っていくか。DDD パターン を使った、モデルの改良、DDD パターンをコードとして実装するやり方の具体的な説明が、この後、続くらしい。

4ページに2時間かけて、ようやく7章のほんとうの入り口にたどりついた所です。
こりゃ、長期戦だな。


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