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実践 ICONIXプロセス : みんな考えていることが違うんだ

ICONIXプロセスを本格的に実践しはじめてから3ヶ月。

やってみて驚いたし、この開発手法に手ごたえを感じたのは、最初のドメインモデルを見せてもらったとき。

「ユースケース駆動開発実践ガイド」に従い、各自、2時間程度で描いてみて、見せ合う。

びっくりするのは、
・何をドメインオブジェクトの候補にするか
・どこにオブジェクトを配置するか
・集約や汎化関係
が、人によってめちゃくちゃ違うこと。

これだけ問題領域の捉え方がばらばらだと、そりゃいいソフトウェアは作れんませんね。
それがプロジェクトの初日に発見できるんだから、これはすごい。

もうひとつ驚いたことは、業務側と開発側の会話が楽になったこと。

コード書いてりゃ楽しい的な開発者も、ドメインモデルは「UMLクラス図」なので、それなりに興味を持ってドメインモデリングをやる。

業務に詳しいが技術者でないメンバーは、UML は知らないが、概念クラス図くらいは、それなりにかける。抵抗感もない。(UMLという説明はしていない)

元ネタは同じ画面の紙芝居と要求のメモ書きから、ドメインクラスの候補を抜き出す作業なので、お互いの会話がかみ合いやすくなった。どこから持ってきた用語かの説明がお互いにできるから。
(勝手に別のところからもってきちゃうのが得意な人もいるけど)

最初は、お互いのクラス図(概念)は、一致点をさがすのが大変なくらい。
でも、元ネタが同じで、ドメインモデルの描き方の約束が同じだと、どこが違うかとか、なぜ、そう考えるかの会話ができるようになったこと。

それ以前は、画面が動くようになってから「何、これ?」と声が業務側からあがっただろう、理解の不一致が、プロジェクトの初日に発覚する。

ほんと、これすごいことです。

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