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実践 ICONIXプロセス : 要求レビュー 小さくやる

ドメインモデルとユースケースモデルは、ユーザにレビューしてもらい理解の不一致を見つけ修正しましょう。

実りあるレビューは、レビューの範囲を小さくすることがコツ。

全体図の扱い

・ドメインオブジェクトの全体図
・ユースケースパッケージ図の全体図

全体の見通しとしては、この全体図は用意したほうが良い。
全体範囲についての議論が始まることもあるから。
でも、全体をレビューしようとすると、それぞれの出席者がばらばら視点や論点で話を始めてしまう。
議論を発散させないために、全体図を直接レビュー対象にしないこと。あくまでも参考の補助的な情報でであることを明確にする。

いちばん重要な部分を抜き出す

・現在、もっとも重要と考えているユースケース(記述)を1つか2つ
・そのユースケースに関連するドメインオブジェクトの部分図
・そのユースケースに関連するユースケースパッケージ図の部分図

レビューをやりやすくし、効果を最大にするために、かならず、重要な部分、問題の中核に絞った資料を用意して、その資料に集中してレビューをしてもらう。

大切なのは「重要」な部分に限定すること。
この時点で、モデル作成者が考えている「重要」なことと、顧客、利用者、アーキテクトが考えている「重要」なことの不一致が見つかる。

小さく限定すると、何を重要と考えるかの判断基準の不一致が簡単に発見できる。この不一致の発見は、ものすごく価値がある。
とりえあず、このユースケースを選びました、ではなく、「重要」だから選ぶ、その判断がみんなで一致しているか、確認する。 これが要求レビューの大きな目的です。

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